2011年5月28日土曜日

SH-12Cで赤外線リモコンアプリ作成中

先日、2年使ったSH-06Aから、ガラスマのSH-12Cに乗り換えました。

SH-12Cは、IS05や006SHから対応が始まった赤外線リモコンAPIが使えるようです。
・・・ということで、早速赤外線リモコンアプリを作成してみました。

Androidの赤外線リモコンアプリはほとんど(まったく?)ないようで、Marketで検索しても出てきません。

まずは、SHARPのSH Developer Square から「SHARP SDK AddOnをダウンロードして、Eclipseに組み込みます。

最初に作ったのは、Pentaxのカメラ用リモコンでした。
自分はPentaxユーザで、SH-06Aの時はiアプリでリモコンアプリを入れていましたので、それの代わりになるよう、作ってみます。

赤外線リモコンアプリを作るには、まず赤外線の信号を解析する必要があります。
赤外線の解析については、別途ハードウェアが必要になります。
幸い手元にArduinoとリモコン受光部があったため、ちゃちゃっと繋いでスケッチ書いて、(本物のリモコンは持っていないので)iアプリのリモコン信号を解析します。
ハードウェアがない方はネットで調べれば、各機種のリモコン信号のデータが手に入ると思います。
ただし、デバッグのためにも、Arduinoとリモコン受光部はあった方が便利です。

リモコン信号のデータが解析出来たら、あとは、同じ信号が出せるよう、赤外線APIとにらめっこしながらプログラムを書いていきます。

てな感じで出来たのが、このアプリです。

IRリモコン for Pentax (AndroidMarket)

なお、まだテストはしていませんが、NikonとCanonの信号も実装したアプリも作ってみたので、ちゃんと動くのが確認出来たら、リリースしようと思います。

3社の信号を連続して送れば、マルチリモコンになるんですが、そうすると、カメラマン密集地での誤作動や、ボタンを押してからのタイムラグが気になると思うので、メーカーを選択するようにしようと思っています。

赤外線リモコンアプリの実装についても、また時間があるときに詳しく説明したいと思います。